混沌雑記帳






どうもVC2005SP1で作ったアプリが動かないって話が良く出る。
特にDLLの場合、警告も出さずにロードできないから性質が悪い。
ダイナミックリンクの場合だけなのでランタイムが原因なのは確かなんだけど。

まあちょっと調べれば判ることだった。
経緯についてはここが良くまとまっていた。
要するにランタイムが更新されたのでバージョン違いになっている、と。
VC2005SP1のランタイムが入っている、だけでは不十分で
このセキュリティ更新に対応するランタイムパッケージを再導入しないと駄目ということ。

中途半端にWindowsUpdateでセキュリティホールを塞ぐだけしたせいでバージョンに混乱がおきてるとか
これに関する新しいパッケージの名前がまた判りづらいとか、MSもうちょっとどうにか出来なかったのか。
まあ原因は判ったから更新するように誘導すればいいか…。
PC関連 | Comments:0
(2010/01/22(Fri) 12:59:33)

WkTASKはタスク管理がイマイチなWindowsMobileで非常に有用なソフトだが
WM6.5での使用においてはそのままでは多少の問題点がある。
出来ればソフト自身の対応を期待したいところだが、ちょっと工夫すれば概ね問題なく使える。

まず、問題点について。
1.スタートメニュー及びその下層で×を押すと再起動しないと表示できなくなる。
2.WM6.5はタスクバーが透過するようになったが、アイコン背景が固定なので見た目が残念。
3.ロック画面になったときにも表示されたままになってしまう。
といったところが大きなところ。

まず1について。
これは単純にスタートメニューが単独のプロセスになったから。
これまでも「電話」を落としちゃいけなかったのと同様のケースなので
固有設定に「クラス名:MSSTARTMENU」で「×ボタンで閉じない」と設定すれば良い。
これに関しては他のタスク管理ソフトも同様で、うっかり閉じないようにしないと同じことが起きる。

次、2について。
WkTASKの表示は、本来表示されるアプリタイトルを隠した上でアイコンを並べている。
WM6.5においては透過ウインドウの作成が可能になったので(T-01AのWM6.1では出来てた可能性がある)
WkTASK自身がアイコン以外を透過して表示することは可能ではあるが
その場合には、元々表示されているアプリタイトルが邪魔になる。
これを避けるには壁紙とタスクバー背景から自力生成する必要があり結構面倒。
単に見た目の話なので、そういうものと割り切るか
タスクバー自体を固定色で半透過しないようにしてしまうのが手っ取り早い。

最後の3について。
単に想定されてなかったので常に表示されてるだけのこと。
ついでに言えばWM6.5のLockScreenはタスクバーが半透過固定なのでなおさら目立つ、という感じ。
これに関しては割と対応は簡単で、ロックしたら非表示にすればいい。
ロックの判断はHKLM\Software\Microsoft\Shell\LockScreenのActiveで判る。
WkTASKのウインドウは、HHTaskBar(タスクバー)の子ウインドウとして
WkTASK(アイコンの並ぶ所)、WkTASK_BT(バッテリー表示)、ActionBtn(閉じるボタンスキン時)
の3つがあるので、これらを表示/非表示切り替えすればいい。
ということで再構築用に置いておく。WkTASK_LockHide_0.1.0
非常駐ソフトでロック切り替えを検知して実行される。
僅かにタイムラグはあるものの、大きな問題ではないだろう。

ロック画面についてはもうちょっと柔軟さがあればなぁ、というのが本音。
というかまあ、要するに自分がボタン操作でレジュームしたときはロックの必要はないよってだけだが。
レジューム時にどういう理由でレジュームしたのかが判れば対応も出来るんだが…。
強いて言えば電話の時は判断つきそうだから出来るかもだけど、メールとかアラームはどうだろう。
消去法だとキリがなさそうなのが困ったところだな。
モバイル | Comments:0
(2010/01/18(Mon) 04:21:56)

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